2014年10月4日土曜日

憲法9条はノーベル平和賞の有力候補だというのに・・・・。調布市よ,お前もか。

 今朝(10月4日)の東京新聞は一面トップに,「九条の会との共鳴ダメ」「調布市が後援拒否」と大きく取り上げています。栃木県佐野市は会場も貸さないと言ってますが,調布市は会場は貸すが「後援」は拒否するとのこと。これまではずっと後援してきたのに・・・・。ここにきて豹変? いな,「自発的隷従」。どこに?だれに? ここにわざわざお名前を書くことすらはばかられる,かの御仁です。そうです,ご推察のとおりです。

 
同じ紙面の左下に囲み記事として,「9条」ノーベル平和賞本命?が掲載されています。こちらの情報は,すでに昨夜からネット上を飛び交っていて,世界の話題になっているようです。しかも,多くの支持を得ているようです。

 ちなみに,いま,ノーベル平和賞の候補(オスロ国際平和研究所の予想)としてあがっているのは,以下のとおりです。
1.フランシスコ・ローマ法王
2.エドワード・スノーデン氏
3.「ノーバヤ・ガゼータ」(ロシアの新聞)
4.ドン・ムクウェゲ氏(コンゴ民主共和国の医師)
5.マララ・ユスフザイ氏(パキスタン出身の女性の教育の権利提唱者)

 そして,「憲法9条」は欄外に上がっていたのですが,3日付けで,ウェブサイト上の予測リストを更新し,トップの「フランシスコ・ローマ法王」と入れ代わって,一気に第一位に上げられた,という次第です。どのようにしてこの賞が選ばれるのか,詳しいことは承知していませんが,第二位以下の顔ぶれをみるかぎり,「憲法9条」はきわめて有力だ,とわたしも思います。

 オスロ国際平和研究所の所長・ハープウィケン氏(52)によれば,「中立や不可侵,平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は,軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要にもかかわらず,充分に光が当てられていない。領土問題などアジアがはらむ将来の紛争のおそれについても注目されるべきだ」,ということです。

 ノーベル平和賞の発表は10月10日。さてはて,その結果やいかに・・・・。

 もし,この予測が当たったとすれば,これは間違いなく世界中の大きな話題になるでしょう。そうなると,日本政府としてもこれまでの姿勢を貫くことはきわめて困難になってくるでしょう。もし,はずれたとしても,現段階での情報だけでも,国際社会の大きな話題になることは間違いありません。

 この「憲法9条」を守ろう,という主張が「政治的である」という理由で,後援しないとする市長の顔がみてみたい。

 同じ東京新聞の7面に,「九条の会」アピール全文,が掲載されていましたので,こちも紹介しておきましょう。

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