2015年3月19日木曜日

「東京五輪2020を考える」研究会,青山学院大学で開催,のご案内。

 積極的平和主義などという欺瞞に満ちたモットーをかかげ,戦争のできる国家に向けてまっしぐら。こんな国家が平和運動のシンボルともいうべき五輪を開催することにもまことに熱心。この矛盾。一方では,フクシマやオキナワを無視・放置したまま,外国には惜しげもなく金をばらまく。のみならず,原発を売り歩く死の商人まで買って出る首相。他方では,長い間,慣れ親しんできた1964東京五輪のオリンピック・メモリアルである国立競技場をわざわざ解体して,国威発揚とばかりに超巨大な新国立競技場の建設に向けて突っ走るJSC(文部科学省の下部組織)ならびに五輪組織委員会(森喜朗会長)。良識ある識者たちの再三にわたる警告や市民団体によるデモンストレーションを無視して。

 こんな情況のもとで開催が予定されている東京五輪2020。いったい,この五輪とはそもそもなにか。だれのための五輪なのか。それを2020年に東京で開催することの意味はなにか。国際社会はどうみているのか。そういう素朴な疑問や巨視的で,しかも思想・哲学的な視点も交えながら,東京五輪2020とはなにか,をトータルに考えてみようという研究会を企画しました。興味・関心をお持ちの方はぜひ参加してみてください。

 研究会開催要領は以下のとおりです。

 テーマ:東京五輪2020を考える。
 日時:2015年4月25日(土)13:00~18:00。
 場所:青山学院大学・総研ビル8階第10会議室(正門のすぐ右の建物)
 プログラム:
  第一部:13:00~14:45.レギュラー・メンバー対象。
      研究活動報告(参加者全員),情報交換,こんごの研究活動の方針,など。
  第二部:15:00~18:00.一般公開。
      シンポジウム「東京五輪2020を考える」
      プレゼンテーター:西谷 修,稲垣正浩,もう一人交渉中。
     ※一般参加の方で,初めての方は〔inagaki@isc21.jp〕宛にメールでご連絡ください。
      会場の関係で,人数の調整をさせていただきます。その場合には先着順。
      その他,問い合わせも上記のメール・アドレスまで。
                                         以上。

〔追記〕
 研究会終了後,いつものように懇親会(約2時間)を開催します。こちらも公開です。ぜひご参加のほどを。会費は実費・当日集金。参加申し込みは,4月21日(火)までに,メールで。

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