2015年3月22日日曜日

FB・「このページはご覧いただけません」・・・だって。政府による言論統制?

 最近になって,この表示が多くなってきました。

 
しばらく前から出はじめ,なにごとか,とおもっていました。最近は,頻繁に出没することになり,いよいよきたか,という不快感でいっぱいです。

 「リンクに問題があるか,ページが削除された可能性があります」という表現もまた,なんとも怪しげなものです。「リンクに問題があるか」とひとつ逃げを打っておいてから,「ページが削除された可能性があります」ときます。いかにも技術的な問題であるかのようにみせかけておいて,「削除」の可能性をぼやかせています。

 問題は「ページが削除された可能性」にあります。だれが,いつ,なんのために,どのような基準で削除することができるのでしょうか。こんなことが「できる人」はごくごく限られた人でしかありません。となると・・・・という推測が,やはり・・・・という確信に変わってきます。

 このイラストもまた微妙です。小指をつめられた人の存在は承知していますが,親指をつめられてしまう人というのは承知していません。このイラストは,注意を喚起している人の親指を意味しているのか,そうではなくてFBを利用している「お前,要注意」だよ,お前の親指をつめてしまうよ,という脅迫にもみえてきます。

 もう,新聞にも公になっていますように,政府機関(内閣府)がSNSの不適切な内容についてはコントロールすると宣言し,かなりの人員を確保して(アルバイトもふくめて),チェック体制をしいていることは,もちろん,承知しています。「このページはご利用いただけません」などという「一方的な」指示が出せるのは,この系統の人しかいない,とわたしのような単細胞は素直に反応してしまいます。

 社会的に知名度もあり,信頼の厚い人からの,確かな情報,それもフクシマ,オキナワ関係の情報はどうしても知りたいところです。わたしの場合には,「このページはご覧いただけません」という表示がでてくるのは,こういう人たちからのFBに限定されています。それ以外の,ヘイト・スピーチまがいのFBは堂々とスルーしています。となると,ますます,その不信感はある一点に集中せざるをえません。

 国家権力の名のもとに,情報がコントロールされる時代に,それもSNSにまで浸透する時代になっているのに,これまた主要メディアは「沈黙」です。ここが大問題です。いま,もっとも問われなくてはならないのはジャーナリズムです。つまり,批評精神の欠落です。世間の動静に敏感に反応し,是々非々の姿勢を貫き,正々堂々と正論を吐くことこそがジャーナリズムの生命線なのに,その精神が「死んで」しまっています。諸悪の根源はここからはじまります。だから,世間の浄化装置はますます劣化してしまい,もはや歯止めもききません。とうとう,日本国没落に向かって一直線です。

 そのリーダーたるアベ君は,ツイッターやフェイスブックの利用料金を支払っている,と国会で答弁。どこに,どうやって支払っているのでしょうか。教えてほしいものです。

 ひょっとしてだけどー,ひょっとしてだけどー,のお笑い芸人のギャグの手法を借りれば,その落ちは,「削除料金」を支払っている~,の勘違いなのでは・・・・と勘繰りたくなってしまいます。日本国のトップ・リーダーがこのレベルです。国政全体が,はちゃめちゃな「舵取り」になってしまっているのも,むべなるべしとおもわざるをえません。

 こんな情況は一刻もはやく終止符を打たなければなりません。こういう無謀に突っ走る無知蒙昧な権力は,ある日,突然,一気に崩落するに違いない,とわたしは確信しているのですが・・・・。その日の早からんことを・・・・。

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