2015年6月29日月曜日

癌転移の治療計画が決まりました。もう一度,復帰をめざします。

 6月29日(月)午前9時。予約どおり主治医さんとの面談。第一声。局所的なものでした,と声に力がある。そこから始まって縷々,細かな説明がありました。その上で,どうします?と。わたしとしては,局所的なものであれば,切除手術,全身転移であれば,少し時間をかけて考える,と方針を決めていましたので,その場で即決。切除手術をお願いします。

 そうとなれば,早速,その準備をしましょう,ということで現場の担当者たちとの打ち合わせ・段取りに入る。つまり,執刀医,麻酔医,その他のスタッフの手配,手術室の予定,病室の確保,などなど。その間,わたしは廊下のベンチで待機。

 ということで,一気に入院・手術に向けて始動。主治医さんが院長さんでもありますので,その手際のよさは抜群。どんどんことが運んでいく。その間,待っている時間に採血,レントゲン,心電図,と済ませ,さらに,問診票への記入をしたり,とこちらの方も忙しい。

 やがて執刀医の先生との面談,麻酔医の先生との面談,いずれもとてもいいお人柄であることがわかり,大いに安心。よし,この人たちにすべておまかせしようという気持になる。ここのところが,じつは,とても大事。ここに不安があったら前へは進めない。わたしの気持がほぐれたのを察知してか,だんだんと表情が柔らかくなり,しまいには笑顔も。わたしもつられて饒舌になってしまう。これで,すっきりした気分で手術を受けることができる。これがなにより。

 そうして,最後にふたたび主治医さんとこんごの具体的な治療計画(スケジュール)の詰め。その結果,以下のように決まりました。

 7月2日(木)午前9時。血液検査。手術に向けての特別の検査らしい。
 7月4日(土)午前9時。CT検査。患部の詳細についての最終チェック。そのまま入院。
 7月7日(火)午前9時。切除手術。

 順調にいけば3週間ほどで退院できるでしょう,とのこと。

 たしか,前回の手術のときも,順調にいって「約3週間」と言われた記憶がある。それを「10日」で退院した実績がある。ならば,このたびも,あわよくば予定よりも少しでも早い回復をしてみようと,すっかりその気になる。気持が前向きになることは,この際,大事だ。よし,あの痛みに耐えて,必死で歩いたことが功を奏したとすれば,痛みなどなんでもない。ぐっと耐えればいい。

 ここで,前回の経験が生きてくる。息が止まるほどの痛さは3日ほど。あとは,徐々に痛みは軽くなっていく。その3日を耐えればいい。なんだか自信満々。夢よもう一度。

 とまあ,そんな前向きな気分で帰宅しました。

 というようなわけですので,どうぞ,ご安心ください。取り急ぎ,ご報告まで。

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