2015年7月11日土曜日

鎮痛剤の相性がいいのか痛みがだいぶ収まってくる。ありがたいことだ。

 今日(10日)の午前中に胃と肝臓と肺のレントゲン撮影がありました。歩いて行くかと聞かれましたが,なんとなく後ろに倒れそうな感覚がありましたので,車椅子で運んでもらいました。でも,レントゲン室の中での撮影はできるだけ自分の足で歩きました。こんなにゆっくりにしか歩けないことを知り,いささか愕然とてしまいました。脳梗塞や脳卒中を起こして倒れた老人たちのリハビリをやっているようなものです。足の長さ(フィート)の半分くらいしか一歩で前に運ぶことはできません。この先の道は長いぞ,と覚悟しました。

 からだを動かしたのがよかったのか,個室にもどってからは,ガスの連発でした。このガスが,なんと自分の意思で出すことはできないのです。いろいろの条件が整うと,自然にポコポゴと音を立ててでてきます。ちょうど,看護師さんが来室して体温と血圧を計っている最中に,意に反して「ポコッ」とでてまいしました。看護師さんが喜んで,今日はいいことがありそうだ,とジョークをとばしてくれました。出そうとおもっても出ないし,出てはいけないとおもっていてもでるときは出る,そういうものです,とあえて説明してくれました。

 一日に何回も廻ってきてくれる回診の先生に夕べは背中と手術の傷跡が痛くてよく眠れなかった,と報告。この先生のおっしゃるには,いまの背中からいれでいる鎮痛剤は質がよく成っているので,いたいときはどんどん使いなさいとのこと。自分の感じでも相性がいいとおもっていたところなので,安心しました。早速,今夜はこれでいこうと考え,先ほど「ワンプッシュ」入れてもらいました。すぐに眠くなりましたので,一休みして,先ほど目覚めたところです。よし,これで今夜は安眠ができる。この調子でいくと,明日は歩けるかも・・・。

 今日のレントゲンの結果がよければ,食事もそんなに遠くはないと聞いています。点滴も日ごとに減ってきて,いまは1本をのこすのみとなりました。これは抗生剤だと聞いています。このあとは,栄養補給の点滴が待っています。少なくとも,右手が自由に使えるのがなによりありがたいことです。

 こうして,毎日,一つずつなにかがはずれて,回復にもどっていくときというのは,そこはかとなく希望がもてるものです。こんどで二度目ですが・・・・。

 明日は橋本一径さんのトークショウに申し込みがしてありましたが,残念ながら欠席です。いま,絶好調の橋本さんのお話が早く聞けるようになりたい・・・・・・。これを希望に代えて頑張ります。

まずは順調ということで。

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